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不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)

価格:¥ 756(税込)

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)

講談社
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カスタマーレビュー

どうせ企業は成果を出さなきゃいけない。ならどうする?
協力体制を取れない職場の現状分析、理論、事例、処方箋という流れで書かれている。

成果主義は良いとか悪いとかという議論がなされている内容の本が多い中で、本書では、
「結局企業は成果を出さなきゃいけないのだから、どうやって行くのが一番いい?」という
問いがあり、その答えとして「感謝と認知」による協力体制を築き上げて行くことだという
結論がなされている。

結論は意外と以前から言われている手垢にまみれた内容のような気がするので、やや肩透かし
な感があるが、全般的に「なるほど」とか「確かに」と納得できる部分も多く、ベストセラー
の名に違わず一読する価値は十分にあるように思います。
まずは自分の職場と比較してみてから
“こんな職場は要注意!”との帯文で、思い当たる節のある人は、間違いなく手にとってしまうのでは。
この本がベストセラーになること自体が、既に”要注意”職場が蔓延しているという証拠でしょうか?
著者達(共著です)のキーワードは「協力行動」。
ここを促す仕組みの第一歩は"感謝と認知のフィードバック”ということで、
まずは”ありがとう”を言いあえるようにすることが、不機嫌な職場改善の一歩というのは、
逆に寂しい現実をとことん思い知らされます。
自分の職場の様子を振りかえり、”ご機嫌な職場”の自分なりのありようを考えるきっかけになる本です。
不機嫌な職場の状況はわかるが、具体的な改善例は弱い。 期待外れでした。
私もかつて不機嫌な職場を経験したことがあります。みんなただ黙々とパソコンに向かい、仕事のやりとりも連絡事項も席が前であろうが横であろうが関係なく無言で無機的なメールを交わすのみ。社員同士のコミュニケーションは当然悪く、協力もできない、それゆえ、余計に仕事が非効率になっていく。 こんな会社があるという話は聞いたことがあったものの、自分が実際、その環境に入ると正直驚いた。社員の出入りも激しく私も最後までその雰囲気になじむことはできなかった。
そのような実態をしりたいという人には非常に参考になる本だと思う。
過去にそのような経験のある私がこの本に期待したのは、本の帯にあった、「社内の人間関係を改善する具体的な方法を教えます」であった。しかし、その内容は教科書的なものにすぎず、これでは改善は出来ないなと感じた。
この問題の改善は難しいテーマであると思うが、その一つとして私見を述べたい。メールやイントラネットがなかった時代にはこのような不機嫌な職場は少なかったと思う。何か社内の人に連絡するには内線電話で話すか、直接話しに行くしかなかったからだ。
三つの伝達方法の違いとメリット・デメリットを啓蒙すると良いと思う。それは、@メールで伝えるべきこと、A電話で話して伝えるべきこと、B直接、会って相手の反応を見ながら伝えるべきこと。この三つの伝達方法は伝えるべき内容にふさわしい、それぞれの明確な違いがある。それを、忙しいとか非効率だとか言って、Bの方法で伝えるべき案件でも、@のメールですべて済ましてしまおうという、一つの常識のような考えが職場がおかしくなるきっかけだと思います。不機嫌な職場で行われているような伝達の仕方を家庭でやったらどうなるか想像してみただけでわかるのではないでしょうか。
"Greate Place to Work"と、「協力」の復権
ベストセラーとして、気になっていた本書をやっと
読みました。読んで真っ先に思ったことは、「ベストセラー
になる、ということが、そもそも、ばらばらに解体された、空虚な
職場組織という状態の異常さ、汎用性を示しているんですね」と
いうことです。

外資系には、"Greate Place to Work"と"Team Work(Collaboration)"という
スローガンを重視するところが多い。裏を返せば、ほっておくと、これらが
すぐに崩壊していくことを意味している。グローバル化の進展で、米国型の
個人主義と成果主義が日本の組織、職場にもはびこり、職場自体は、脱家族
主義、脱「お家のため」が急速に進み、単なる機能単位としての個人の集合
になりかねない場合が多い。

職場だけでなく、実社会での生活においても、Peer-To-Peerが好まれる
風潮がありますが、しかし、何かことを成し遂げ、機能面だけでの貢献ではなく、血の通った、感情のこもった「協力」「チームワーク」がないと、空虚
で不機嫌になるだけ。

本書は、難解な用語を極力排除し、読者に身近に伝わる工夫を随所にいれ
つつ、「共感力」「協力」そして、会社、職場に限らず、何かへの貢献と
感謝という切り口の大切さ、を改めて認識させてくれます。

知識資本主義社会、グローバル化の社会を生きていくうえで、一度は
読んでおいて損はない、稀有な良書です。
期待以上に良かったです!
本書の題名と表紙の体裁をみたときは、最近良く出ている社会の揚げ足を取った
内容の程度と思い、正直さほど期待していなかったのだが、実際読んでみると、
社会心理学というアカデミックな視点から職場にはびこるに至った「協力しない関係」
のメカニズムをわかりやすく浮き彫りにしており、実際の職場と照らしやすく腑に
落ちやすい。
またグーグルなどの企業の取り組みはこれらをいかに排除する取り組みであるかを
先述の内容と照らして分かりやすく解説している。

なかなかの良書でした。

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